石人間

人々を安心させるブログ

子なしに対する海外の反応

日本でもそうだが、外国でも夫婦でいると、「子供は?」とわたくしにとって答えるのが面倒くさい、余計なことを聞かれることが非常に多くある。

しかし、「いない」と言った時の反応が国で違うので、それは、なかなか興味深い。

日本では例の、「子供がいないと人ではない」系を言われることが多い。

中国や韓国、タイなどアジアも、子供はいないとだめである。一度、ばばあのわたくしよりもさらに年上のアジアの女性に聞かれたことがある。わたくしが「子供はいない」と言ったら、さらにわたくしの歳を聞かれた上に「それじゃあなた、もう子供は無理ね。私もいないの。一緒よ。」と、心からの笑顔を向けられたこともある。わたくしの不幸が海を越えて、他人を励ましたのだ!また、若い人々からも「そんな!不運でかわいそう」と、いきなりわたくしは不幸な人とされてしまう。

インドに至っては子供がいないのは神の呪いだと思われているのか、不吉なのか、そんなに聞かれなかった気もする。いや、インドは子供はできないと離婚されたりするはずだ。インドの旅の間は、他のことがいろいろと激しくて、単にわたくしの記憶があいまいになっているだけなのかもしれない。

反対に欧米は、さらっとしか聞かれない。ふとイベントで出会った60歳ぐらいのアメリカ人女性は、会場全体に響くずいぶん大きな声で「子供なんていなくていいわ、お金ばっかりかかって。あなたはラッキー。私は今、ようやく自分の人生を過ごしている。」と言い放ち、まわりがしーんとなり、わたくしは石のくせに、思わず「子供大切よね、会いに来たら楽しいよね、ラブよね。あなたがラッキーよ。」とか、自分では分からない分野なのに、変なフォローをしてしまったこともある。

まあ、国によってそれぞれ。でも、同じ国の環境の近い人々でも分かり合えないのだから、多様性を本当に分かりあうのは不可能だと思う。