石人間

人々を安心させるブログ

禅ヨガ

ここにはインド人も日本人もいない・・・・。


Zen Yoga for Winter (kidney & bladder meridians) - mini-movement sequence with Daizan Roshi

石人間の努力

わたくしは働くのが嫌いだ。大勢の人がそうだろうが、わたくしも皆様と同じだ。

毎日、歌って踊って暮らしたい。

そこで、嫌いなことをしなくて済むように最大限の努力をしている。

就職しない➡貧乏➡節約➡それを見たかわいそうに思った人がアルバイトを紹介してくれる➡断る➡貧乏➡節約➡少し変人みたいだが暇そうだとボランティアを押し付けられる➡断る➡本当の変人だと相手にされなくなる➡したがって家に誰も来なくなる➡見られる心配なく歌って踊って暮らす 今ここ。わたくしはひどい音痴でもあるのだが心置きなく歌っても大丈夫である。

努力で少しはなんとかなる。

 

 

 

温泉の親子

わたくしは基本は子供好きではない。

友人の、一緒に遊ぶ子供や親族の子供以外は興味もない。赤ちゃんがいても、まあかわいい、と駆け寄っていく中年でもない。公共の場で叫んだり暴れたりしている子供は、やめてくれよと思うし、インフルエンザの時期は、子供を見つけたら近づかないようにしている。人でなしである。

しかし、時々、こんなわたくしもとち狂って、ありもしない心が暖められることがある。

 

あるとき温泉に行った。脱衣場のロッカーで隣に母親と小さな女の子2人が来た。今までの遭遇パターンでは、子供は、走って転んで泣いて、お湯に飛び込み、エコーのかかる大きな浴室でなぜか私の耳元で叫ぶという事態だったので近くになんか来るなよと思っていた。そのわたくしの横にわざわざやって来て、母親は女の子達に「約束言える?」と聞き、女の子たちは「走らない。大きな声を出さない。」と言った。わたくしは、すごい、今までないパターン、もしかしてしつけられている奇跡!と思ったら、子供達は走っていってしまった。まあ、頑張っても、小さな子供ですから。

そしてわたくしが入っている湯舟に、母親が入ってきて、すぐに子供もかなり速足でやって来てジャポンと入った。女の子たちは「お母さん大好きー」と両側から母親に抱き付き、母親はとても幸せそうにほほ笑んだ。笑うではなく、映画のシーンの様に幸せそうにほほ笑んでいた。3人とも幸せで安心しきっていた。久しぶりにそういう人々を見た。

それを見たら、人でなしの石人間のわたくしも微笑ましく思いはじめ、自分の知らない家族なのに、なんだかこちらも幸せな気持ちになきて、そのうち幸せすぎて泣きそうになった。中年になると涙腺が緩むとはこういう事なのか。それとも湯あたり中で頭が正常に働いていなかったのか。

わたくしには関係ないし、どうでもいい家族だけど、でもそのままみんな幸せに暮らしてねと思いました。

おしまい